それでも生きてゆく を見て思ったのですが… サカキバラ事件の少年は何年かして社...について

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それでも生きてゆく を見て思ったのですが…
ｻｶｷﾊﾞﾗ事件の少年は何年かして社会復帰するのですが 大丈夫なのでしょうか？
また猟奇的な犯罪を犯す 少年は 育った環境とかでそうなるのでしょうか？ それとも生れつき脳に障害があるとかなのでしょうか？


- 回答 -
まず、この事件の犯人は平成１６年３月に関東医療少年院から（仮）出所し、既に社会に戻っています。
現在２９歳になっているはずですが、社会人として地域社会に溶け込み、友人や家族との絆を持ち、自己の立場を自覚出来ていることを願ってやみません。
さて、事件の経緯と詳細は以下のサイトに纏められていますのでご参考に。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/koube.htm

猟奇犯罪が起きる度に、犯人の生育環境や精神病質あるいは身体障害の有無が論じられ、裁判においてもそうした点が量刑に反映されてきたわけですが、個々の事犯によって異なるものの共通して言えることは、犯人は社会や家庭から乖離して居るという点です。命の尊さに対する理解が出来ていないことや他人の痛みに対する同情心が低い傾向があります。
知能に問題のあるケースは少なく、むしろ普通以上に優れている部分があったりします。
また、性格面ではほとんどの場合で内向的ですが、自己より弱い者に対しては強い攻撃性を示します。
以前から言われていることですが、個性を尊重する事は重要ですが、尊重することと無関心になってしまうことは異なり、危険なことです。社会や家庭から孤立した者には犯罪傾向があると言っても良いかもしれません

私たちは家族や近隣社会、友人関係をもって社会を形成しますが、そうした普段の営みに潜んだ歪みを排斥したり忌避するのではなく、受け入れ繋がりを許容する優しさを持ちたいものです。
勿論、社会から犯罪を一掃することは出来ないのかもしれませんが。

（この記事は「Yahoo知恵袋」より引用させて頂きました）

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